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優雅な伝統、ベリーダンス

西洋の通念では、ベリーダンスは、ハレムの女性がスルタンを誘惑し、寵愛を得ようとする官能的なパフォーマンスです。しかし実際は、結婚や誕生、祝日などの祝祭に女性が踊る、喜びにあふれた優美で活気のある民族舞踊なのです。今でもイスタンブールには、伝統的なベリーダンスの公演を見られる場所がいくつかあります。

ベリーダンスの起源は、女神に捧げる豊穣の祈りとして何世紀も前に遡ります。古代アラブ部族の女性は、女神を満足させるために求愛や出産の動きをまねました。男女が別々に暮らすイスラム教の社会では、ダンスは母親、娘、おば、祖母が楽しむ午後の娯楽へと発展していきます。また、女性は祝典でも踊りを披露しました。しかし、男性を誘惑することには何の関係もありません。

ベリーダンサー
ベリーダンサー

イスタンブール

ハレムの生活を感じる

伝統的なトルコのベリーダンスを鑑賞する一番の場所は、550年の歴史を持つホジャパシャ文化センターです。トプカプ宮殿から遠くないかつての公衆浴場は、居心地のよい劇場へと姿を変えました。ここでは生演奏と一緒に、本場のトルコのベリーダンスのショーがいくつか開催されます。この踊りは「東方舞踏(オリエンタルダンス)」または単に「東洋(オリエンタル)」とも呼ばれ、地味なエジプトの踊りとは対照的に、とても陽気で元気に満ちた活発な動きを含みます。

ダンサーにとって重要なのはカスタネットのように扱うトルコのフィンガーシンバルです。目の肥えたファンなら、この楽器を演奏する腕前からよいダンサーを見分けることができます。ダンサーが身につけるのは、華やかなブラジャーにハレムパンツまたはシースルーのシフォンとシルクのロングスカートから成る伝統衣装です。腰と頭には、動くたびに官能的な音を響かせる派手なコインチェーンをまとわせます。

ホジャパシャダンスシアターでは、25名の男女のダンサーが18世紀の大使とハレムの女性の本当のラブストーリーを描く、オリエンタルダンスやモダンダンスの演技を披露します。実際には、スルタンのハレムに暮らす女性は、少なくとも男性のためにはベリーダンスを踊りませんでした。通常は、ベリーダンサーがハレムの女性を楽しませるために招待されていました。それにもかかわらず、舞台照明や美しい衣装、ビデオの投影によって、観客には、ダンサーもオスマン帝国の宮殿に暮らす一員のように見えます。

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Hocapaşa Hamam Sok, 3.B

ホジャパシャダンスシアターのベリーダンサー

ショータイム!

文化的な観劇というより観光客向けのアトラクションかもしれません。でも、スルタナの千夜一夜物語のベリーダンスは、エンターテインメントとして楽しむべきです。長いテーブルに「メゼ」と呼ばれるトルコの軽食、各種のチーズ、ワインが豪勢に並び、ベリーダンスや演劇、音楽がノンストップで続く夜のイベント。YouTubeで注目を集めるディデムも登場するショーは、オスマン帝国の宮殿での暮らしぶりを感じさせます。

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Cumhuriyet Caddesi, 16/1

写真提供

  • ホジャパシャダンスシアターのベリーダンサー: Rajesh_India, Flickr