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歴史薫る旧市街

エクアドルの首都キトの中心部には、南米屈指の歴史保存地区があります。アンデスの山々に囲まれたキトが発展し始めたのは16世紀のこと。これまで、幾度となく地震の被害にあってきましたが、旧市街には今も130を超える歴史的建造物が残り、300以上ある街区に点在しています。まさに散策にお勧めの魅力的なエリアです。

キトの旧市街は、1978年にユネスコの世界遺産に指定されました。この歴史地区は標高およそ2,850m、面積は約3.2平方kmです。幅の狭い通りや広場は火山石で作られており、静謐な修道院や、つややかな白いファサードのある優雅な建物、金色の装飾が施されたゴシック様式やバロック様式の教会など見どころがたくさんあります。そんな屋外ミュージアムのような魅力があるだけでなく、活気に満ちた中心街は、昼夜を問わず、キト市民の生活に触れることができる場所でもあります。

アートに満ちた通り

キトにある有名なアーティスト通りが、ラ・ロンダです。ここは1930年代に作家、芸術家、音楽家が集う場所となりました。現在は、錫(すず)製品や銀製品、特産のトキージャ椰子の繊維で作られたトキージャ帽など、さまざまな工芸品をここで探すことができます。どのアイテムもその場で作られたものばかり。夜になればストリートミュージシャンが現れ、地元の人たちが多数のバーやレストランに繰り出します。

植民地時代の建物が並ぶ中心街
独立記念広場

キトの中心広場

プラザ・デ・ラ・インデペンデンシア(独立記念広場)は旧市街の中心にあります。この広場は、16世紀以来、歴史的に重要な事件の数々が起きた場所です。広場の周囲には、大統領官邸や大聖堂、市庁舎など、重要な建物が並んでいます。近くには心地よい遊歩道、パサヘ・エスペホがあり、いくつものレストランが軒を連ねます。また、エクアドルの独立闘争の英雄、シモン・ボリバルにちなんで名づけられた劇場「テアトロ・ボリバル」も、この通りにあります。

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Plaza de la Independencia

最高の眺め

114mの高さを誇るボート・ナシオナル聖堂は必見です。ネオゴシック様式のほか、ガラパゴス諸島に生息するイグアナ、サル、アルマジロ、カメの形をしたガーゴイルが施されており、これはエクアドル以外ではめったに見られない珍しい装飾です。間近に見るなら、ぜひ展望台へ。旧市街と周辺エリアを見渡すパノラマの景色も楽しめます。

100m以上の高さから楽しむ眺望

写真提供

  • 独立記念広場: dutchbaby, Flickr