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ラ・クーポールでアールデコなディナーを

モンパルナス通りに面した「ラ・クーポール」は、大きな赤いひさしが人目を惹くパリ随一のブラッスリー。カキなどのシーフードが秀逸で、あたかもその豪華で幅広い客層を象徴しているかのようです。20世紀初頭から人気を博す有名店で、ダリやピカソ、マン・レイといった偉人たちも常連でした。

パリジャンのライフスタイルを覗くなら、舗道のオープンエア席で極上のコーヒーや冷えたビールを飲むといいでしょう。店内に入ると、ここが「モンパルナスのアールデコの至宝」と呼ばれる理由が一目瞭然です。テーブル席のスペースは、美しい絵画が描かれた柱やキュービズムのモザイク画といった装飾に囲まれています。予約は受け付けていませんが、待ってでも行ってみたいレストランです。

モンパルナスの風景
モンパルナスの風景

パリ

「ラ・クーポール」の内装

美しいインテリア

ラ・クーポールのコンセプトは、アーネスト・フローとその義弟レネ・ラフォンが発案したもので、パリ最高のレストランを作りたいとの願望から生まれました。1927年末に開店して以来、内装はほとんど変わっていません。多彩な色使いや木とガラスの組み合わせなどが特徴的な優れたアールデコ様式が随所に見られます。たくさんの柱に描かれた絵画は、マルク・シャガールやルイ・ラタピといった当時の偉大な芸術家たちが手掛けています。中央にあるドームは最近のもので、2008年に4人の画家がそれぞれ4分の1のスペースに絵を描きました。ドーム下のスペースにはかつて大きな噴水があり、数多くの有名人が足をクールダウンしていました。現在、その場所にはフランスの彫刻家ルイ・デルブレによる傑作が飾られています。

セレブ御用達

ラ・クーポールは、現在もセレブたちに愛されています。店のホームページでは、有名ゲストをアルファベット順に並べたリストを見ることもできます。写真家のロベール・ドアノーは87番テーブルを頻繁に利用しており、パブロ・ピカソは画壇の仲間とよくこの店で食事をしていました。また、シモーヌ・ド・ボーヴォワールは、自身の小説『招かれた女』の舞台にラ・クーポールを使っています。

「ラ・クーポール」の入口

料理

あまりの美しさに胸を躍らせるあまり、食事に来たことを忘れてしまいそうですが、メニューもインテリアとして飾られているのでご安心を。パリで最高クラスを誇る選び抜かれた魚たちが、店内にディスプレイされています。シェフのジャン・フィリップ・ブルグイユ氏は、ゲストを常に驚かせる術を知っています。エビのパイ生地包み生スパイス添え、優良品質を保証したラベルルージュ認定の子羊を使ったインド風カリー、柔らかいタンなど、どの料理にも独創性と伝統が融合されています。

「ラ・クーポール」のカレー

写真提供

  • 「ラ・クーポール」の内装: La Coupole
  • 「ラ・クーポール」の入口: LPLT, Wikimedia.org
  • 「ラ・クーポール」のカレー: La Coupole