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バリの自然

自然を愛する人なら、きっとバリが好きになるでしょう。この島はさほど大きくはありませんが、さまざまな動植物が生息しています。ウブド周辺の風光明媚な水田、サヌール近くのマングローブの森、バリ西部に広がるジャングル、北部の山地といった多彩な景観は、動物の種類が豊富で、特に鳥類の宝庫となっています。絶滅危惧種の白いカンムリシロムクのほか、イッコウチョウ、ブンチョウ、セイケイ、レンカク、ハタオリドリを探してみましょう。

西バリの大部分を占めるバリバラト国立公園。ここでは最近、希少な白いカンムリシロムクが巣作りを始めました。190平方kmの園内は、熱帯雨林、乾燥サバンナ、林、砂浜、サンゴ礁、4つの死火山で構成されています。ハイキングは、2時間コースから1日コースまであり、この島の魅力的な野生動物に触れる絶好のチャンスです。ヒョウ、ヘビ、トカゲ、イグアナ、カメ、サル、そして160種もの鳥類に目を凝らしてみましょう。

雄大なジャングルの風景
雄大なジャングルの風景

デンパサール-Bali

竹林を縫ってラフティング

もっとアクティブに楽しみたい、森の息づかいを感じたいという人は、ゴム製のディンギーで早朝のアユン川を下ってみましょう。全長75kmのアユン川はバリ最長の川。川下りはかなりワイルドな体験になると思いますが、高々と茂る竹林の間を舞う美しい鳥やチョウも存分に楽しめます。ボート体験が終わったら川に飛び込んで、流れに身を任せてみては? 清々しい水の中で仰向けになって、目の前に広がるジャングル、真っ青な空、高く生い茂った竹林の壮大な景色を眺めてみてください。運が良ければ、木の間を行き交うサルにも出会えるかも。複数の旅行業者が、ツアーを積極的に催行しています。ボートの乗り心地や川辺で食べるランチのクオリティによって価格もさまざまなので、予算に応じて選んでみましょう。

アユン川のラフティング

アジア最大の鳥とチョウの公園

デンパサールの北にある「バリバードパーク」には、世界で最大かつ最高級のインドネシアの鳥類が集められています。2ヘクタールの公園の敷地にはすばらしい植物や花がいっぱい。辺りには、たくさんのチョウたちが飛び交っています。ペリカン、ゴクラクチョウ、巨大オウムのコカトゥなどのオウム類を含む250種、約1,000羽の鳥が園内に巣を作ります。
タバナンの近くには「バリバタフライパーク」があります。見どころは、羽を広げると28cmにもなる世界最大級のチョウである色鮮やかなトリバネチョウです。このチョウは人の頭にも止まることがあるので、ぜひ写真に撮って、最高のお土産にしてください。

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バリバードパークで写真撮影

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Jalan Batukaru, Sandan Wanasari

幸せを運ぶシラサギ

毎日夕方6時頃になると、数千羽ものサギやシラサギが、ウブドの北2.5kmほどの場所にあるペトゥル村の自分たちの巣へと飛んで行きます。村の人たちにとって、サギはとても大切なシンボル。1965年にインドネシア共産党員が粛清された際、ここペトゥルでも多くの人々が殺害されました。この衝撃的な事件の後、1965年10月に村人たちは癒しの式典を行い、負のエネルギーを完全に払拭しようとしました。その1カ月後、突如としてサギの大群が現れたのです。それ以来、ペトゥルの人々は、鳥の臭いやフンも気にすることなく、サギが幸運を運ぶと信じています。それは確かに本当かもしれません。水田に舞う特別なサギの姿を一目見ようとやって来る観光客は、村にとって間違いなくプラスになっているのですから。

バリの水田にいるサギ

写真提供

  • アユン川のラフティング: Piotr Pawinski, 123rf