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野球の聖地、フェンウェイパーク

ボストン中心部からすぐの場所にあるフェンウェイパークは、野球ファンなら誰もが夢見るスタジアム。ボストン・レッドソックスの本拠地でもあり、現役の球場としては米国最古のスタジアムです。昔懐かしい、くつろいだ雰囲気と「グリーンモンスター」の愛称で知られています。

フェンウェイパークは、ボストンっ子の誇りです。ボストン・レッドソックスのホームゲームがある日は、まるで街中の人々がスタジアムへ向かうかのような勢いが感じられます。赤と青のレッドソックスのTシャツを着て、有名な赤靴下のロゴが入った野球帽をかぶった大勢のファンが、街の中心部からフェンウェイパークへと怒涛のように流れていきます。機会があれば、ぜひ球場で試合を観戦してみましょう。きっと特別な体験になるはずです。

フェンウェイパークは、ボストンっ子の誇り
フェンウェイパークは、ボストンっ子の誇り

ボストン

レッドソックスのホームゲーム

フェンウェイパークの魅力

フェンウェイパークは、建築家のジェームズ・マクローリンが設計し、1912年にオープンしました。その年の4月20日に、ボストン・レッドソックスはニューヨーク・ハイランダーズ(後のヤンキース)を相手に、初のプロ球団同士の試合に臨みました。それ以来、スタジアム内の様子はほとんど変わっておらず、それがこの球場の大きな魅力となっています。ハイテクなスタジアムが林立する現代にあって、フェンウェイパークは、ノスタルジーいっぱいの野球の聖地であり続けています。

グリーンモンスター

フェンウェイパークには、ユニークな特徴がたくさんあります。最も有名なものの1つが、レフトスタンドにそびえる緑色のフェンス「グリーンモンスター」です。圧倒的な高さのため、選手がホームランを打つのはとても難しく、立ちはだかるモンスターを越えてボールがスタンドへ飛び込むことは滅多にありません。とはいえ、ボールがフェンスに当たるおかげでヒットが多くなるのも事実です。グリーンモンスターは、もとは青色で、広告で埋め尽くされていました。1947年に緑色に塗り替えられたことから、この伝説的なニックネームが付きました。

グリーンモンスター上のスコアボードも、レッドソックスファンにとっては特別な存在です。1934年に設置された当時、ストライクとボールの数を色別の電飾で表示する、世界最新のスコアボードでした。その後、スコアボードのテクノロジーは幾度も進化してきましたが、フェンウェイパークのスコアボードは変わっていません。3人1組のチームがイニングごとに手作業でスコアを変えているのです。また、このスコアボードには、アメリカンリーグの他の試合のスコアも表示されます。サイズ40×40cm、重さ1.5kgの鋼鉄製プレートの数字を変える作業は、決して生やさしい仕事ではありません。また、1975年からナショナルリーグの試合のスコアも、電光掲示板に表示されるようになりました。

スタジアムのさらなる特徴といえば、セクション42、37列目の21番席。ここは、フェンウェイパーク史上最も飛距離の出たホームランが当たった席です。「レッドシート」という愛称で親しまれていて、スタジアム内で唯一の赤い座席です。

グリーンモンスター

ガイド付きツアーと観戦チケット

フェンウェイパークでは、ガイド付きツアーを毎日開催しています。情熱溢れるガイドが、米国で最も伝説のある野球場について、さまざまな知識を詳しく教えてくれます。とはいえ、フェンウェイパークを体験するなら、実際に試合を観るのが一番でしょう。観戦チケットはあらかじめ、ボストン・レッドソックスのウェブサイトで購入するのがお勧めです。もちろん、試合当日にチケットカウンターで当日券が残っているか確認することもできます。

フェンウェイパークの外野席

写真提供

  • レッドソックスのホームゲーム: Christopher Penler, Shutterstock
  • グリーンモンスター: JASON TENCH, Shutterstock
  • フェンウェイパークの外野席: Joyce Vincent, Shutterstock