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マドリード周辺の美しい宮殿

マドリード王宮は、マドリードで最も人気のある観光スポットです。ヨーロッパ最大の王宮で、870枚の窓、240個のバルコニー、44カ所の階段、2,800室の部屋があり、すべて見て回るには丸一日かかります。しかし、マドリード周辺には、スペイン王室が贅沢の限りを尽くした、さらに壮大な宮殿があります。

現在、スペイン王が住む宮殿は一般公開されていませんが、次に紹介する3つの王宮は見学ができます。エル・エスコリアルは、窓2,675枚、階段86カ所、部屋数4,000室とマドリード王宮よりも圧倒的に大きく、宮殿ではなく城なのでバルコニーはありません。残る2つは、武骨な花崗岩でできたエル・エスコリアルと好対照をなしている、おとぎ話を思わせる優雅なアランフェスの宮殿と、エルパルドの丘の上に建つ、かつて独裁者フランシスコ・フランコが住んでいた宮殿です。

巨大なエル・エスコリアル修道院の城
巨大なエル・エスコリアル修道院の城

マドリード

フェリペ2世の素晴らしい修道院

エル・エスコリアル修道院(サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル王室修道院)は、グアダラマ山脈の辺境の村にあります。この壮大な修道院は16世紀に、スペインの王にしてオランダの君主であったフェリペ2世の命令で建てられました。一辺が約200mの四角形の広大な敷地を占める、花崗岩で作られた巨大建築です。修道院、バシリカ、神学校、図書館、パンテオン、宮殿が集まっていて、まさしく権力欲を具現化しています。早々に世界遺産に認定されているのも納得です。

フランコ将軍が住んでいたエルパルド宮殿

スペインのベルサイユ宮殿

フェリペ2世が建てたもう1つの宮殿は、夏季を過ごすためのアランフェス王宮で、エル・エスコリアル修道院とは見事に対照的な建築物となっています。修道院と同じく巨大でありながら、アランフェス王宮はとても優雅です。マドリードがある乾燥した不毛な台地にありながら、タホ川のおかげで肥沃な谷だったことから、フェリペ2世はこの地を選んだのです。

アランフェスにあるフェリペ2世の夏の王宮
独裁者フランコ将軍が住んでいた宮殿

フランコ将軍の忘れられた宮殿

マドリード周辺で一般公開されている宮殿のうち、16世紀に建てられたエルパルド宮殿は最も訪問者数が少なく、人々に忌み嫌われたフランコ将軍が何十年も住処としていたことで物議を醸した宮殿です。将軍は淡白な趣味の持ち主としてよく語られていますが、たくさんの眩いシルク、ビロード、クリスタル製シャンデリア、ピカピカの大理石で派手に飾り立てたこの宮殿をたいそう気に入っていました。王宮は丘の頂上にあり、15,000ヘクタールの狩猟場で囲まれているため、侵入してくる者がいれば、遠くからでも発見して、射撃することができました。

写真提供

  • フランコ将軍が住んでいたエルパルド宮殿: Choniron, Wikimedia
  • アランフェスにあるフェリペ2世の夏の王宮: Choniron, Wikimedia
  • 独裁者フランコ将軍が住んでいた宮殿: Esetena, Wikimedia