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驚きに満ちた有名な博物館

剥製や世界的な名画と一緒に、第二次世界大戦で使用された飛行機をさりげなく展示できる博物館は多くありません。しかし、イギリスで最も美しい博物館に数えられるケルビングローブ美術館&博物館には、何でも揃っています。有名な絵画、見事な自然史標本、そのほか好奇心をそそる楽しい展示品。展示にあるサー・ロジャーとは、いったい誰でしょう?

1901年の開館以来、ケルビングローブ美術館&博物館はスコットランドで最も多くの入館者数を誇っています。特に人気なのが、素晴らしい美術品のコレクションで、22の展示室に8,000点以上が展示されています。美しいケルビングローブ公園にある19世紀の建物自体も印象的。外装の赤い砂岩、独特なスペインバロック様式、屋根には装飾を施した塔が建っています。

ケルビングローブ美術館&博物館
ケルビングローブ美術館&博物館

グラスゴー

オランダとフランスの巨匠

ケルビングローブ美術館&博物館で最も有名な絵画は、サルバドール・ダリの『十字架の聖ヨハネのキリスト』です。しかし、オランダとフランスの巨匠による作品を集めた展示室も、多くの人が訪れます。レンブラントやヨゼフ・イスラエルスの作品のほか、フランス展示室には印象派のモネ、ルノワール、ピサロの作品も並びます。ファン・ゴッホの作品の1つは、長年、論争の的でした。赤毛のグラスゴーの美術商、アレクサンダー・リードを描いたものが、当初は自画像と思われていたのです。しかし、リードの家族が、1880年頃、リードとファン・ゴッホがパリのアパートで一緒に暮らしていたことを確認しました。

バロック様式の塔のシルエット

スコットランドのヒーロー、動物、武器

ケルビングローブ美術館&博物館は、海外の芸術家の作品だけでなく、スコットランドの芸術史にも重点を置いています。建築家のチャールズ・レニー・マッキントッシュの家具が置かれた部屋は、グラスゴー様式(アールヌーボーのスコットランド版)を生き生きと体現しています。隣の部屋には、1880~1890年代の有名な画家集団、グラスゴー・ボーイズの作品があります。


この博物館の魅力は、中央ホールの反対側にまったく違う世界が広がっていることです。建物の西側には、動物の剥製を中心とした自然史コレクションが並んでいます。カンガルー、チーター、キリンの標本ももちろん実物。デイヴィッド・リビングストンがアフリカから持ち帰った象の牙にも、驚嘆するほかありません。しかし、このセクションの目玉はサー・ロジャー、つまり1900年までにグラスゴー動物園で生存していたアジアゾウの剥製です。サー・ロジャーだけを目当てに年間100万人以上が来館します。


完全に修復された第二次世界大戦当時の飛行機「スピットファイア」が、動物たちの上を飛んでいます。隣には、エジプトの12世紀の王朝の石棺など、エジプトの発掘物が展示されています。これだけではありません。中世の武器コレクション、子供が喜ぶ本物の巣を使った蜂の展示まであります。半日などあっという間に過ぎてしまいます。うれしいことに、イギリスの他の国立博物館と同様、入館は無料です。

アシュトンレーン

ザ・ユビキタス・チップで食事

博物館を訪問した後に、ランチかディナーをするのであれば、ケルビングローブ公園の裏にある「ザ・ユビキタス・チップ」がお勧めです。この魅力的なカフェは、もう40年近く、現代的なアレンジを加えたスコットランド料理で人気を集めています。メニューは、レストランで頂けるグルメメニューと、バーと屋上テラスで注文できるビストロメニューの2種類。ぜひ屋上テラスで、新鮮なリンゴのチャツネを添えたスコットランドのブラックプディング(ブラッドソーセージ)をお試しください。

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地図で場所を見る

12 Ashton Lane, Glasgow, Lanarkshire G12 8SJ

写真提供

  • アシュトンレーン: DrimaFilm, Shutterstock