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魅力的なロンドンのハウス博物館

ロンドンは博物館巡りに最適な街で、市内には約250カ所も博物館があります。テート・モダン、ヴィクトリア&アルバート博物館、ナショナルギャラリーなどはとても有名な博物館ですが、名声高いものの他にも、かつてロンドンに住んでいた著名人を記念して住まいを博物館にしたハウス博物館なるものが数多くあるのです。

短期間でもロンドンに住んだことがある英国内外の功績者であれば、まずハウス博物館があるといってよいでしょう。フロイト博物館では、「心理学の父」であるフロイトの有名な寝椅子が展示されています。ヘンデル博物館には作曲に使われたピアノがあり、ディケンズの家を訪れると、ディケンズが生活していたヴィクトリア時代を垣間見ることができます。知名度は低くなりますが、漫画家のエドワード・リンリー・サンボーン、サイエントロジー創設者のL・ロン・ハバード、アーティストのデニス・シヴァーズのハウス博物館も見ごたえがあります。

フロイトのハウス博物館
フロイトのハウス博物館

ロンドン

ヴィクトリア朝を回顧

ヴィクトリア様式のリンリー・サンボーン・ハウス

1875年から伝説の風刺雑誌『パンチ』にイラストを提供していたエドワード・リンリー・サンボーンがケンジントンにあるこの家に住んでいました。そして、何世代にもわたってここに暮らした人たちが、すべての室内装飾をほぼ完璧な状態で保存したため、デッサン、手紙、日記といったリンリー・サンボーンや家族の所有物は当時の場所に置かれています。サンボーンの家は今や貴重なタイムカプセルとなり、ヴィクトリア時代の中流家庭の暮らしを垣間見ることができます。

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Linley Sambourne House, 18 Stafford Terrace, Kensington, London,

www.rbkc.gov.uk/linleysambournehouse

サイエントロジーの本拠地、フィッツロイ・ハウス

1791年、多くの作家たちが集っていたフィッツロビア地区に、このジョージ王朝様式の家が建てられました。かつては、戯曲家でノーベル文学賞受賞者のジョージ・バーナード・ショーが母親と暮らしていましたが、L・ロン・ハバードが1950年代にここに住み、サイエントロジー教会の国際本部にしたことでも知られています。さまざまな議論を呼んでいる宗教の創設者を記念して、フィッツロイ・ハウスは当時の状態で完全に再現されました。見学は無料ですが、予約が必要です。

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サイエントロジーの旧国際本部

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Fitzroy House, 37 Fitzroy Street, Fitzrovia, London,

www.fitzroyhouse.org
デニス・シヴァーズ・ハウス

生涯をかけた作品、デニス・シヴァーズ・ハウス

デニス・シヴァーズは1999年に永眠するまでの3年間で、芸術超大作を製作しました。自宅の10室を18~20世紀に見られたさまざまな様式で装飾し、歴史的な立体アートに変貌させたのです。フランスのプロテスタント派であるユグノー教徒の家族をイメージした優雅な居間や、ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』に登場する守銭奴のスクルージの不気味な屋根裏部屋などを見て回りましょう。暖炉には火が焚かれ、テーブルの上のグラスにはワインが半分残ったままになっています。まるでつい先ほどまで、そこに誰かが住んでいたように思えます。

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Dennis Severs’ House, 18 Folgate Street, Spitalfields, London,

www.dennissevershouse.co.uk

写真提供

  • ヴィクトリア朝を回顧: Nick Harrrison, Flickr
  • サイエントロジーの旧国際本部: gorgeoux, Flickr
  • デニス・シヴァーズ・ハウス: George Oates, Flickr