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鼓浪嶼:音楽の島

中国は万里の長城や賑やかな大都市で有名ですが、島々についてはあまり知られていません。 でも、行ってみる価値は十分。廈門(シアメン、またはアモイ)のすぐ沖に浮かぶ鼓浪嶼(コロウショ、またはコロンス島)に来てみれば、それが実感できるでしょう。 自動車が走っていないこの島には、あちらこちらに植民地時代の邸宅と砂浜が見られます。 フェリーに10分乗っただけで、本土とは別世界の穏やかさです。

廈門市は、本土の部分と島の部分で構成されます。 今から数世紀前、ポルトガル、イギリス、フランス、オランダからの航海者が、廈門と近くの鼓浪嶼にやって来ました。 港の建設には何度も挫折しましたが、彼らの建てた邸宅、領事館、学校、教会は、でも街路を彩っています。 特に鼓浪嶼には、この歴史が明確に残っています。 島には車が走っていないので、2平方kmにも満たない島のビーチや建築名所をのんびり徒歩で散策することができます。

歴史の香りが漂う鼓浪嶼のビーチ
歴史の香りが漂う鼓浪嶼のビーチ

厦門

鼓浪嶼でも最高のビーチ

細かい砂とヤシの木、そして年間平均気温21℃という暖かな気候が、鼓浪嶼のビーチの魅力です。 海岸沿いにうねうねと続く歩道を歩けば、すべてのビーチを巡ることができます。 南側のビーチのほうが人気で、北側のビーチにはあまり人がいません。 島を周回するハイキング道を歩けば、高さ93mの日光岩から鼓浪嶼と廈門の美しい眺めを楽しめます。

日光岩からの眺め

“歴史の趣が漂う李家荘休閒旅館とその庭園”

コロニアル様式のホテル

鼓浪嶼にはあまりホテルがないため、ほとんどの観光客は夕方には船で廈門に戻っていきます。 島内にあるホテルは、多くが植民地時代の邸宅を改装したもので、李家荘休閒旅館(Lee Inn & Coffee House)もそのひとつです。 柱廊が美しい築100年の建物に入ったこのホテルは、客室17室のブティックホテルです。塀で囲まれた庭園の中にあり、歴史の趣を漂わせています。 部屋の窓にはドレープカーテンがかかり、なかには脚付きのバスタブを備えた部屋もあります。

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Lee Inn & Coffee House on Gulangyu, No.38-40 Zhangzhou Road, Gulangyu, Siming District, Xiamen 361002

貴重な静けさとピアノの音楽

島内には小さな路地が縦横に走り、今も手押し車を見かけることがあります。 家々の間には洗濯物と提灯がぶら下がっています。 鼓浪嶼には、中国では今やごくわずかな村にしか残されていない静けさがあります。 そんな通りに時折流れてくるのが、ピアノの音楽。 20世紀初め、ヨーロッパからの入植者がこの地に初めて音楽学校を開設し、以来数百人という島の住民がピアノを弾くようになりました。 鼓浪嶼には中国で唯一のピアノ博物館もあります。 このため島には「ピアノの島」の愛称が付けられました。

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鼓浪嶼の路地

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Gulangyu Piano Museum, No. 45 Huang Yan Road, Gulangyu, China