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街の中心にある遺跡、ワカプクヤーナ

リマなら、何世紀も前のピラミッドや寺院が、なんと街の中央部にあります。ペルーの古代文明を学ぶためにアンデス山脈まで足を延ばす必要はありません。「ワカ」と呼ばれるインカ以前の文明の遺跡が、市内のあちこちに数多く残っています。ワカプクヤーナは現代的なミラフローレス地区にあります。

ミラフローレス地区には、企業、ホテル、レストラン、バーが立ち並びます。とても古代の遺跡があるとは想像できませんが、ここに歴史的価値の高いワカプクヤーナがあります。約1,500年前の祭祀場と考えられ、最近になって発掘されました。考古学者が引き続き遺物を調査しており、ミイラも発見されています。大きなピラミッドと古代のレンガ造りの建物は、現代的な環境と対照的。夜には遺跡が美しくライトアップされ、敷地内にあるレストランで素敵なディナーが楽しめます。

聖なる競技

ワカプクヤーナの最初の石が積み上げられたのは、5世紀、インカ族がマチュピチュの建設を始めた約1,000年前になります。ワカプクヤーナの意味は「試合のための聖なる場所」。この地区は儀式として何らかの競技が行われる場所だったのでしょう。当時の人々は、ワリ人が都市を征服するまで約300年、ここに暮らしていました。かつて16ヘクタールの神聖な敷地に約44の寺院がありましたが、発掘されたのはほんの一部。7つのピラミッドと、いくつかの建物の基礎部分が見られます。

マチュピチュやカラル遺跡などの有名な古代都市は、大きな花崗岩で建設されています。しかし、ワカプクヤーナの建物は、粘土と手製のレンガづくり。よく見ると、レンガが微妙に傾いていますが、手抜き工事ではありません。古代の建築家は、耐震性を持たせるために、わざとレンガを斜めに積んだのです。これらの寺院が1,500年も残っていることが、当時の技術レベルの高さを実証しています。

遺跡のそばで食事

夜になるとワカプクヤーナは美しくライトアップされ、敷地内にあるレストランで素敵なディナーを楽しめます。パティオでも、原住民の工芸品で美しく飾られたダイニングルームでも、ほとんどのテーブルで、見事な遺跡を眺めながらペルーの高級料理を楽しめます。フレッシュチーズとトウガラシを使った海老とキヌアのシチューをご賞味ください。

遺跡を眺めながらのディナー

写真提供

  • 遺跡を眺めながらのディナー: Margalit Francus, Flickr