ロンドンアイの建設には1年半を要し、1,700トン以上の英国製の鋼材、基礎には3,000トン以上のセメントが使用されました。1999年12月31日、トニー・ブレア首相も参席して開業式が行われたものの、新しい千年紀の初日になっても、技術的な問題により、まだ使用できる準備が整っていませんでした。そして、2000年3月9日に、ようやく一般公開されました。観覧車の定員数は800人で、1日に15,000人がロンドンの景色を楽しむことができます。
ロンドンアイは新千年紀を祝う記念として建設され、初めは「ミレニアムホイール」と命名されました。当初、5年間限定で運行される予定でしたが、20年に延長されることになりました。そして、巨大観覧車の名称は「ロンドンアイ」に変更され、街のシンボルとなったのです。