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クレムリンの美術

ロシア正教の教会、ツァーリ、共産主義を象徴する場所がクレムリンです。モスクワ中心部にあり、城壁に囲まれた構内は、時代とともにロシア建築とイコン美術の中心地へと成長しました。連邦の歴史を今に伝える重要な展示が1年を通じて行われています。

15世紀末、近代的な城塞としてクレムリンの建設が始まりました。イタリア人建築家、アリストテレ・フィオラヴァンティが設計したウスペンスキー大聖堂では、数世紀もの間、ツァーリの戴冠式が行われており、宗教指導者たちがここに安置されています。クレムリンを取り囲む石の城壁は、モスクワ市民を攻撃から守るために建設されたものです。20世紀になるまで、構内では建設、取り壊し、改修が繰り返され、現在では、モスクワ川に沿ってさまざまな大聖堂、教会、政府関連の建物を見ることができます。

モスクワ川に面したクレムリン
モスクワ川に面したクレムリン

モスクワ (Moscow)

城壁の内部

クレムリンの建物は、1812年の天候不順のお陰で、大半が破壊を免れました。1812年は、ナポレオンが1カ月にわたって政府の建物を占領した年にあたります。ナポレオンはクレムリンの爆破を軍隊に命じましたが、激しい豪雨だったために、ほんの一部しか破壊できませんでした。現存する建物の1つである総主教宮殿には、17世紀の宝物、日用品、家具などが展示されています。宮殿に隣接するのが十二使徒教会で、かつてはロシア総主教の居宅として使われていました。この教会の美しいイコンで飾られ、金箔を施した木製パネルが有名です。

5つのドームを備えたウスペンスキー大聖堂には、目を見張るような素晴らしい壁画のほか、17世紀のイコンで覆われた仕切りの壁、イコノスタシスがあります。また、この教会にはさらに古いイコンも見ることができます。聖壇のすぐ外、イコノスタシスの近くには、教会指導者たちの墓所があります。イワン大帝の鐘楼、武器庫の武器コレクション、そしてクレムリンにほど近いアレクサンドロフスキー庭園も見逃せません。

ロシア正教のウスペンスキー大聖堂
赤の広場のレーニン廟

保存された共産主義

20世紀に最も大きな影響力のあった指導者、ウラジミル・レーニンは赤の広場にある墓所に眠っています。1924年にレーニンが亡くなった後、ヨシフ・スターリンは、「共産主義の父」であるレーニンの永久保存を決めました。レーニンの遺体の腐敗を防止するエンバーミング用の薬品は、ロシアの科学者たちが6カ月かけて開発したものです。レーニンのミイラは、赤の広場にある御影石でできた墓所に展示されており、その衣装は数年おきに交換されています。