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リスボンの路面電車28系統

リスボンの街を走るカリス社の黄色い路面電車は、キシキシと音を立てながら走るまさしくビンテージもので、博物館にあっても不思議ではありません。リスボンを見て回るなら、路面電車を使うのが一番便利です。有名な路面電車28系統は、40分かけて丘をアップダウンし、教会や城など、数多くの史跡があるグラサ、アルファマ、バイシャなど由緒ある地区を走ります。さあ、出発進行!

リスボンは西ヨーロッパで最も物価が安い都市に数えられますが、交通費となると話は違います。旅行者向けの2階建てバスの乗車料金は約15ユーロです。路面電車であれば、1日乗り放題のチケットが6ユーロとかなりお得で、市内どこでも乗り降りすることができるので、28系統が旅行者に人気があるのも不思議ではありません。レトロな黄色い路面電車に乗り込んだら、シートに深く腰掛けてください。リスボンの曲がりくねった道を、ゴトゴト揺れながらぐんぐん走っていきます。

路面電車で歴史あるリスボンを探検
路面電車で歴史あるリスボンを探検

リスボン

観光客に人気の路面電車28系統

1873年に、馬が牽引する路面電車が初めて登場して以来、リスボンの路面電車の交通網は大きく広がりました。1950年代には27路線まで増えましたが、現在は5路線だけが残っています。現地の人が「Elétrico 28」と呼んでいる路面電車28系統は一番人気の路線で、マルティン・モニシュ広場からプラゼレス地区まで運行しています。


時刻表によると乗車時間は40分のはずですが、勾配が最高14度の曲がりくねった狭い道を木製電車が走るには、1時間かかることもよくあります。途中、数多くの観光地を経由しますが、まずリスボンの丘の頂上にあるサンジョルジェ城で途中下車をするといいでしょう。何世紀前に建てられた城を見学したら、アルファマ地区と紺碧のタホ川の絶景が望めるセニョーラ・ド・モンテ展望台でコーヒーはいかがでしょうか。路面電車は次に、アルファマ地区の中世に作られた道を下ります。その次に通る由緒あるバイシャ地区には必見のセー大聖堂があるので、ここでも下車をするとよいでしょう。


その後、路面電車は魅力的なバイロアルト地区を下り、芸術的な雰囲気が漂うシアード地区を通って、最終停車駅であるカンポ・デ・オウリケに到着します。ここには食料品を扱う市場があり、新鮮な野菜、果物、魚、肉類を求めて買い物客がやってきます。午後から夜にかけては、オシャレな30代が食事をしたり、お酒を飲みに集まってきて、遅いランチにも最高の場所です。最終停車駅の向かい側には、数多くのポルトガルの有名人が眠っているプラゼレス墓地があります。路面電車に乗ってダウンタウンに戻る前に、立ち寄ってみるのもいいでしょう。

100年にわたって運行している黄色い路面電車