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ロッテルダムのレトロなシンボル、ユーロマスト

ロッテルダムといえば、ロッテルダム港、エラスムス橋、サマーカーニバルを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、ユーロマストこそが半世紀以上にわたってロッテルダムのシンボルであり続けてきた名所です。もとは1960年の国際園芸博覧会「フロリアード」のために造られましたが、後に約2倍の高さに増設されました。何十年もの間、人気スポットの地位を守りつつ、今なおオランダで最も高い展望タワーです。

ユーロマストという名称は、熟考を重ねた末に選ばれました。「ユーロ」は、ロッテルダムがヨーロッパで最も重要な港の1つであることにちなみ、「マスト」は、英語やオランダ語など数多くの言語で同じ意味を持っていることから採用されました。この大きなタワーを安定させるために、タワーの基礎には巨大なコンクリートブロックが埋められていて、重心が地下になるように設計されています。高さ100mの展望台からは、ロッテルダムの街並みを360度のパノラマで見晴らせます。それでも物足りないという人は、ガラス張りのエレベーターに乗って、高さ185mのスペースタワーの頂上まで上がることができます。

ロッテルダムのシンボル、ユーロマスト
ロッテルダムのシンボル、ユーロマスト

ユーロマストからスペースタワーへ

1960年、オランダ初のフロリアードが、ベアトリクス王女によって開幕されました。たくさんの花壇や池にパビリオン、そしてケーブルカーを備えた公園でメインアトラクションとなったのは、高さ100mのユーロマストでした。当時、ロッテルダムで最も高い建造物として、かなりの注目を集めました。建築家のヒュー・マースカントは、このプロジェクトに全力を尽くします。タワーの基礎には、2,000トン近くもあるコンクリートブロックを使用し、鋼鉄とガラスでできた非対称の展望台部分は、240トンになります。この巨大な展望台(現在はレストランも併設)は、地上で建設され、5日かけて100mの高さに吊り上げられました。
フロリアードが閉幕した後も、ユーロマストは人気のスポットであり続け、年間50万人が訪れていました。しかし10年後、ユーロマストはロッテルダムで最も高い建物ではなくなります。そこで2つ目のタワーとなるスペースタワーがユーロマストの上に継ぎ足されたのです。このタワーには、高さ185mの頂上へと回転しながら上っていくガラス張りのエレベーター「ユーロスクープ」が設置されています。

“1960年の建設当時、高さ100mのユーロマストはロッテルダムで最も高い建物でした。その後、185mに増設したことで、現在もその地位は不動のものとなりました。”

高さ100mだった1960年代のユーロマスト

アブザイレンと食事と5つ星のスイート

「見晴らし以外はすべてが変わる」という触れ込みのもと、ユーロマストは、21世紀初めに大々的な改装工事を行いました。そして2004年、真新しい現代的なレストランを伴って、展望台が再びオープンしました。このレストランでは、ブランチ、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーを、以前と変わらない見事な眺めと共に堪能できます。インテリアデザイナーのヤン・デ・ブーヴリが、レストランの上にある贅沢なスイートルーム2室をデザインしました。展望台が閉まる夜10時から朝10時までは、このホテルの宿泊客だけが、ロッテルダムで一番高いバルコニーのある部屋からこの景色を楽しむことができます。また、このリニューアルでは、展望台から地上まで降りるアブザイレン(懸垂下降)のアトラクションも追加されました。鋼鉄の神経をお持ちの方は、ぜひお試しあれ!

ホテルの宿泊客は、夜の眺めを独り占め

写真提供

  • 高さ100mだった1960年代のユーロマスト: Lex de Herder, Rotterdamimagebank.nl
  • ホテルの宿泊客は、夜の眺めを独り占め: Marc Heeman, Rotterdamimagebank.nl