互いに隣接するオスタフランクスとサンツにはさまざまなショップ、レストラン、娯楽施設があり、サンツモンジュイック区の中心部となっています。この地区はバルセロナ南西部にあたります。モンジュイックの丘のふもとの小路からは、オスタフランクスとサンツののどかな村の風情が感じられます。また、ヨーロッパで最も長いショッピングストリートの1つ、カレル・デ・サンツ通りがあるなど、このエリアは賑やかな雰囲気も併せ持っています。
カレル・デ・サンツ通りやカレル・ドスタフランクス通りの賑やかなショッピングストリートを歩いていると、サンツモンジュイックが長らく農村だったことなど想像もつかないでしょう。19世紀まで、この地区は農場やブドウ畑ばかりでした。当時、カレル・デ・サンツ通りは王の道として知られ、バルセロナに入るための重要な道でした。19世紀末には、この郊外の地域で繊維産業が発達しました。当時の労働者たちの家は、現在も住宅として使用されています。