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カークゲート・マーケットでショッピング

リーズ市内中心部のヴィカー・レーンにある有名なカークゲート・マーケットは、ヨーロッパで屈指の規模を誇る屋内マーケットです。何百もの屋台に新鮮な食材、化粧品、衣類、CD、雑貨類が所狭しと並ぶこのマーケットは、活気にあふれ、リーズ中心地でぜひ足を運んでみたい場所。地元の人々はここで食料品を買い、カフェでひと休みし、魚屋の店員とおしゃべりを楽しみます。

リーズ有数の大通り商店街、ブリゲートで、カークゲート・マーケットが初めて開かれたのは1822年。その後、何年も適切な場所を探し、1857年にヴィカー・レーンとカークゲートが交差する角地に、現在まで続く常設のマーケットが建てられました。35の屋内店と44の屋外店からなるマーケットは、瞬く間に評判を高めます。1884年には、マイケル・マークスがここにペニーバザールという名の小さな店を開き、後に世界的な有名チェーン店となるマークス&スペンサーの礎を築きました。現在は、マークス&スペンサーの「ヘリテージショップ」が、創業時の姿を今に伝えています。その他、有名シェフのジェイミー・オリバーがプロデュースするミニストリー・オブ・フードを始め、数百ものバラエティに富んだショップが軒を連ねています。

魅力いっぱいのカークゲート・マーケット
魅力いっぱいのカークゲート・マーケット

リーズ

国際的魅力を持つマーケット

カークゲート・マーケットの発展に大きく寄与したのは、当時リーズ市の市長を務めたティルニー氏でした。1850年にティルニー氏は、国際的な魅力を持ち、英国中の商人と買い物客を集めるようなマーケットホールを作るという、壮大な計画を立てました。そして、ロンドンのハイドパークにある第1回万国博覧会の会場、水晶宮をモデルにカークゲート・マーケットを建設しました。新しいマーケットはすぐにリーズの名所となり、現在に至ります。建築家や開発業者の創造力に富んだ貢献もありました。1891年から1895年にかけては、従来の建物と新設部分をつなぐドーム型のガラス屋根が設置されました。また、1894年には鮮魚の加工に適した冷蔵エリアが完成し、1899年には食肉マーケットと食肉処理施設が増設されました。

見て回るだけでも楽しいマーケットの屋台

灰から蘇った不死鳥

1975年に火災が発生し、スチールとガラスで作られたマーケットの建物は大部分が損壊しました。犠牲者こそ出なかったものの、商人たちは苦労して築いた事業が焼け落ちていくのを目の当たりにしたのでした。幸い、1904年以降の正面部分と歴史的なガラス屋根は焼失を免れました。数日間の熱心な復興作業の果てに、カークゲート・マーケットは再び営業を開始することができました。その後、オリジナルのアーチ型の構造に加え、エントランス部の石組みと小塔が復元されました。
カークゲート・マーケットは現在もなお、歴史的なモニュメントです。印象的なエドワード朝様式の建物は、現在、「歴史的意義のある特別建造物」のリストに掲載されています。この「グレード1指定建造物」の地位は、英国でも歴史的に特別な重要性を持つ建物だけに与えられるものです。

マーケットホールを覆う屋根

写真提供

  • 見て回るだけでも楽しいマーケットの屋台: Nicholas Smale, Flickr
  • マーケットホールを覆う屋根: KJG that’s me, Flickr