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地下に眠るローマのヴィラ

2,000年前のローマのヴィラが本来、どんな姿をしていたのか興味がある人は、ぜひ、ヴァレンティーニ宮殿に足を運んでみましょう。ここには、何と2007年に発見されたばかりのヴィラを見学できる新名所があり、古代ローマ人の生活に足を踏み入れ、当時を満喫できる他にはないスポットです。ただ古いだけの廃墟ではなく、驚きいっぱいのマルチメディア映像で、かつての栄華を伝えています。

16世紀のローマでは、廃墟を土で埋め立て、新築の建物の基礎にするのが一般的でした。1585年、ヴァレンティーニ宮殿も同様に、ローマ帝国時代のいにしえの2軒のヴィラの上に建てられます。そして、数年前に行われた宮殿の基礎の掘削工事で、偶然、そのヴィラが発見されました。ヴィラや隣接する浴室の状態が良好だったため、3年間かけて改修され、一般公開の準備が整いました。

ヴァレンティーニ宮殿の宝物
ヴァレンティーニ宮殿の宝物

ローマ

光と音

ヴァレンティーニ宮殿の地下に下りていくと、まるで別世界にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。ヴィラの保存状態が非常によく、当時のモザイクの断片、大理石の床や階段が今でも残っています。マルチメディアツアーでは生活空間へと誘われ、かつて人々が生活していた様子が映像と光で映し出され、音声ガイドでは、浴室の暖房システムやかつての住宅火災の跡など、興味深いエピソードが次々と紹介されます。また、当時の周辺の様子が分かる映像もあります。

よみがえる歴史

“見事に増築された24,000冊もの蔵書を誇るインペリアリライブラリー アクセス”

ヴァレンティーニ宮殿

ヴァレンティーニ宮殿は、1873年からローマ県の県庁舎となっています。この宮殿は、教皇ピウス5世の甥、枢機卿ミケーレ・ボネッリのために建てられました。宮殿は幾度となく拡張、取り壊し、改築を経ており、その歴史は波乱万丈です。最も見事な増築は、枢機卿レナート・インペリアリのために建設されたインペリアリライブラリーで、24,000冊以上の蔵書があります。宮殿の名前は、1827年に、ここを購入した総領事ヴィンチェンツォ・ヴァレンティーニに由来しています。

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Palazzo Valentini, Via IV Novembre 119/A, Rome

写真提供

  • よみがえる歴史: Martin Conde, Flickr