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大澳の漁村

まばゆい摩天楼と豪華なショッピングモール群が地平線に並ぶ大都市、香港。この街が、150年前は小さな漁村にすぎなかったとは、もはや想像できません。かつて漁師たちは、水上に柱で支えられた棚屋と呼ばれる高床式の住居で暮らし、漁をして食糧を得ていました。大澳(タイオー)の漁村に行けば、今もこの生活様式を見ることができます。

香港は、写真から想像するよりも多様性に富んだ場所です。大澳(タイオー)の村は、香港最大の島である大嶼山(ランタオ島)の西端に位置し、道中は無人の山々や美しい海岸線沿いの道を通り抜けます。人里離れた場所にあるためか、この100年間でほとんど変わっていません。さまざまな色で塗られた漁船が、家を支える柱にくくりつけられています。漁師たちは家々の間に置かれた板の上で、収穫物を交換し合います。店は存在しないも同然のようです。

大澳(タイオー)の漁村
大澳(タイオー)の漁村

香港

大澳(タイオー)の漁村

大澳(タイオー)の人たちは、棚屋を建てる前は木造の船で暮らしていました。こうした船上生活者は「蛋民(たんみん)」と呼ばれ、丸1日を海上で過ごし、大半の人は靴下や靴さえも持っていませんでした。しかし香港は台風が多いため、船上の人々は次第に岸に家を建て始めるようになり、20世紀の始めには、大澳の村と路上市場ができあがります。大澳と船上生活者については、大澳ヘリテージホテルにある図書館で詳しく知ることができます。また、永安街(ウィンオンストリート)沿いにある私設博物館には、数多くの古い写真が展示されており、当時を偲ぶことができます。

漁船

過去を偲ぶ宿泊施設

かつて、ランタオ島周辺の海域が海賊に悩まされていた時期がありました。この脅威から島の住民を守るため、1902年に大澳(タイオー)の村に近い沿岸に警察署が設置されました。100年以上が経過した現在、この警察署は改築されて大澳ヘリテージホテルとなっています。部屋数は9室しかありませんが、どの部屋も優雅でモダンなインテリアです。また、復元された大砲やサーチライト、拘留室が過ぎし日々を思い起こさせます。詳細はウェブサイト(www.taioheritagehotel.com)をご覧ください。

タイオーヘリテージホテル
ドラゴンボートの船首

水霊のお祓い行事

年に一度、大澳(タイオー)の漁師は水の亡霊を追い払うためにサンパン(木造船)で運河沿いの航行を行います。この水上パレードでは、装飾された船上に近隣の寺院から預かった神像を祀ります。漕ぎ手が運河に沿って船を進めながら、棚屋の住民は紙の奉納品を火で燃やします。昼食前に漁師たちが神像を寺に返納して、行事は終了します。このドラゴンボートフェスティバルは、毎年6月頃に行われています。

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大澳(香港ランタオ島)

写真提供

  • タイオーヘリテージホテル: Sloane Kelley, Flickr
  • ドラゴンボートの船首: Marco Yan Kit Shek, Thinkstock