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ハーバードヤードの知的な雰囲気

ボストンにある全米一の有名大学、ハーバード大学の各所とつながる9万平方mもの敷地、ハーバードヤードこそ、米国で最も学問的な場所かもしれません。ハーバードヤードは、大学の図書館、学生寮、講堂を取り囲んでいます。偉大なハーバード大学へ足を踏み入れるなら、このさわやかな公園を散策するといいでしょう。

ハーバードヤードは19世紀初めに造られました。広い芝生の空間は歴史の中心地であり、ハーバード大学のキャンパスで最も古い場所です。ハーバードヤードの一部はオールドヤードと呼ばれており、ここには全米の大学で2番目に古い建物、1720年建築のマサチューセッツホールだけでなく、新入生の寮もたくさん建っています。優雅なマサチューセッツホールには、ハーバード大学の学長室が入っています。

ハーバードヤード
ハーバードヤード

ボストン

逸話のある校門

ハーバードヤードには石と錬鉄で作られた校門が25カ所あり、すべて19世紀末以降の卒業生から寄贈されたものです。クラスごとに校門を寄贈する伝統が生まれたのは1889年のことでした。1855年に同校を卒業した実業家のサミュエル・ジョンストンが、威厳や社会的信望を感じさせる校門を造ろうと資金を集めました。現在の価値に換算すると、「ジョンストン・ゲート」にかかった費用は25万ドルになります。設計はハーバード大学を中退した建築家チャールズ・マッキムが担当し、彼の「新ジョージ王朝様式」は非常に人気を集めたことから、その後に造られた門だけでなく、大学建物にも同じ様式が採用されました。

学生や観光客のオアシスとなっている芝生の広場

どんな季節にも適した空間

気品のある大学建物が建つ公園には、1年を通して訪れることができます。春や夏には緑の芝生や木々とキャンパスの赤レンガの建物が美しいコントラストを生み出しています。公園内のところどころに置かれている色鮮やかなベンチに腰を掛けた学生たちが、授業や人生について語り合っているでしょう。秋には、公園が鮮やかな赤茶色に染まります。そして冬になると、チャールズ・ディケンズの小説から抜け出したようなロマンチックな雪の情景を作り出します。

おとぎ話のような冬景色
ジョン・ハーバードの像

“試験期間になると、成功を祈ってジョン・ハーバードの靴を触るのが学生たちの伝統”

3つの嘘の像

ジョン・ハーバードの像はキャンパスでも最も人気のあるスポットの1つです。多くの観光客はもちろんのこと、大切な試験に臨む学生は皆、幸運を祈って像の左足の靴の先を触ります。しかし、この像は見掛けによらず、「3つの嘘の像」としても知られているのです。


1つ目の嘘は、この男性がジョン・ハーバードではないということです。1884年に造られた像で、実物を誰も知らなかったため、誰かがポーズを取ってモデルになっています。さらに、台座に「ハーバード大学創設者」と彫られていますが、ジョン・ハーバードはハーバード大学の創設者ではありません。彼は同校最初の後援者の1人にすぎず、400冊以上の本を収容する自身の図書館だけでなく、資産の半分を寄付しました。3つ目の嘘は、台座に書かれた創設年に隠れています。そこには1638年とありますが、ハーバード大学は1638年ではなく全米で最も古い1636年に作られました。

ジョン・ハーバードのすり減った左足の靴

写真提供

  • 学生や観光客のオアシスとなっている芝生の広場: Jannis Tobias Werner, Shutterstock