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世界の真ん中

赤道にちなんで名づけられた国、エクアドルの首都であるキトは、南半球に位置しています。しかし、20kmも離れていないすぐそばに南半球と北半球を分ける赤道があります。かつてフランスの科学者、シャルル=マリー・ド・ラ・コンダミーヌが赤道のほぼ正確な位置と定めた場所には、現在、赤道記念碑が建っています。この記念碑の名称「ミッター・デル・ムンド」は、スペイン語で「世界の真ん中」を意味します。

現在の測量法によれば、実際の赤道はミッター・デル・ムンドから約240m北の地点にあります。しかしながら、この記念碑は、今でも観光客に人気が高く、近くにはショップや博物館もあります。サンアントニオ・デ・ピチンチャというのどかな町のはずれですが、日曜、祝日に週1回のマーケットが開かれ、音楽やダンスでにぎわいを見せます。

地球の南北の境界、赤道
地球の南北の境界、赤道

キト

民族学博物館

民族学博物館

最上部に金属製の地球が設置されている高さ30mの赤道記念碑の内部は、エクアドルのさまざまな民族を紹介する民族学博物館になっています。中へ入るとまずエレベーターに乗って最上階へ進み、そこから階段を下りたところに博物館があります。また、一連のパビリオンも入っており、各パビリオンは、18世紀に赤道の場所を確認するために結成された赤道探検隊に参加した国々を紹介しています。時間に限りがある場合は、特に興味深いフランスパビリオンがお勧めです。そして最後に、グアヤキル、クエンカ、キトといったエクアドルの都市をミニチュア模型にしたフンダシオン・キト・コロニアルを覗いてみましょう。

ここが赤道?

実は分かりにくい赤道の位置

緯度0度にあたる赤道の位置が正確にはどこであろうとも、赤道記念碑の場所でないことだけは確かです。しかし、赤道探検を実施した時代に道具も資源も限られていたことを思えば、実際の誤差がわずか数百メートルだったというのはすばらしい成果といえます。今日、観光客の多くはカメラや携帯電話に付属しているGPS機能を使って、赤道の正確な場所まで歩いてみることができます。とはいえ、この方法でも実は100%正確というわけではありません。



近くにあるインティニャン博物館が赤道の正確な位置だという説もありますが、これもまた確かではありません。しかし、その付近であることは間違いなく、いろいろな楽しい実験で確かめることができます。最も有名なのは、「コリオリの力」と呼ばれるもの。赤道より北で水を注ぐと、水は時計回りに流れ落ちますが、赤道の南で同じことをすれば、反時計回りになるのが観察できます。また、赤道に立つと、地球上のどこよりも自分の体重が少しだけ軽くなるというのも面白い事実です。

緯度ゼロの赤道で絶妙なバランスをとってみる

写真提供

  • 民族学博物館: Eric Schmuttenmaer, Flickr
  • 緯度ゼロの赤道で絶妙なバランスをとってみる: Eric Schmuttenmaer, Flickr