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スルタンからの贈り物

スルタンカブースグランドモスクは、スルタンのカブース国王がオマーン国民にあてた贈り物でした。1990年代初期に、カブース国王は、国王就任30年を祝ってオマーン最大のモスクの建築を命じます。マスカットの中心部へと続く道にあるモスクは、2001年に完成して以来、昼は陽の光を受けて、夜は美しくライトアップされ、華々しく輝いています。

1993年、カブース国王は、モスクの設計をコンペで決めることを発表します。コンペでは、建築家のモハメッド・サレハ・マキヤの独創的な設計が圧倒的な勝利を収め、1995年にモスクの建築が着工されます。そして6年後の2001年に、オマーン最大の巨大なモスクが完成しました。

スルタンカブースグランドモスク
スルタンカブースグランドモスク

マスカット

美しい装飾が施された丸屋根

神秘的なモスク内部

スルタンカブースグランドモスクには、最大級のものがたくさんあります。建設に使われたインディアンサンドストーンは約30万トンで、大礼拝堂は壮麗そのもの。床に敷かれた70m×60mと圧倒的な大きさを誇るペルシャ絨毯は、4年をかけて、600名もの女性が170万ノットを編み上げた、世界で2番目に大きい手織りの絨毯です。この絨毯には主に伝統的な草木染めの色を使用し、同じ模様が美しい大理石とモザイクの天井にも使われています。礼拝堂の巨大な丸屋根には、長さ14m、使用している照明1,122個という、とてつもなく大きいスワロフスキー製クリスタルのシャンデリアが吊り下げられており、夜になるとモスクを幻想的に灯します。

象徴的な外観

モスクは外から見ても荘厳な雰囲気を湛えています。設計には、近代建築と伝統的なイスラム様式の要素が取り入れられています。モスクは必ず、周辺道路よりもわずかに高い位置に建てるというオマーンの伝統に従って、礎の上に建物が設置されています。イスラム教の5つの大事な教えを象徴して、四隅には光塔が建てられ、建物中央に5本目の光塔を設けています。

モスクの外観
美しい夜のライトアップ

旅のお役立ち情報

スルタンカブースグランドモスクは、オマーンで唯一、イスラム教徒以外にも公開されているモスクです。金曜日を除いて毎日、午前中に見学ができます。もちろん適切な服装を心がけ、女性は頭髪、ひざ、肩を露出しないようにしましょう。10歳未満の子どもは、大礼拝堂に入ることはできません。