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ヘンリー・フォードの一大帝国

ピカピカのフォード「モデルT」、昔ながらの蒸気エンジン、ピックアップトラック「F-150」の組み立て工場を見学できるヘンリー・フォード博物館は、車に興味のある人なら必見のスポットです。米国が世界に誇る歴史を物語っています。

ヘンリー・フォードは、デトロイト郊外のディアボーンに生まれました。1929年に自ら設立したのが、ヘンリー・フォード博物館とグリーンフィールド・ビレッジです。この野外スペースで、産業革命を再現し、歴史的な意義のある品々を展示したいと、フォードは考えたのでした。総称して「ザ・ヘンリー・フォード」と呼ばれる両施設は、今や年間150万人の入場者が訪れ、デトロイトで最も人気のスポットの1つとなっています。

ヘンリー・フォード博物館
ヘンリー・フォード博物館

デトロイト

技術大国

博物館は複数のセクションに分かれています。その中で最大のセクション「ドライビング・アメリカ」では、米国の自動車産業の歴史を伝えています。通算1,500万台目の「モデルT」と、1964年に生産された第1号「マスタング」が展示されています。大統領専用車のセクションも見応えがあり、ジョン・F・ケネディ大統領が1963年の暗殺時に乗っていたリムジンもあります。この博物館の見どころは車だけではありません。米国がどのようにして技術大国に発展したかを物語っているのです。「メイド・イン・アメリカ」のセクションでは、巨大な蒸気機械を見ることができ、「ホーム・アーツ」のセクションでは、家電製品の変遷をたどることができます。興味深い展示品といえば、1926年に初めて北極上空を飛行したオランダ製の飛行機「フォッカー」も見逃せません。
さまざまなフォード車

工場内を見学

ヘンリー・フォード博物館の最新アトラクションの1つが、「フォード・ルージュ・ファクトリー・ツアー」です。5つのセクションで構成されていますが、最も面白いのは、最新のピックアップトラック「F-150」の組み立て現場を上から見下ろせる通路です。20世紀初め、ヘンリー・フォードは画期的な製造工程を発明し、大きな衝撃をもたらしました。1913年、車の製造に組み立てラインを採用した初の自動車メーカーとなったフォードは、車が一般市民の日用品になるべきだと考え、安全かつ安価な車を作ることを目標に掲げました。組み立てラインが発明される前は、機械工が1人でエンジンをすべて組み立てていましたが、組み立てラインが導入されたことで、工場での作業はさまざまな細かい工程に分けられ、機械工がそれぞれ自分の持ち場を担当するようになります。この効率化によって車の価格を下げることに成功しました。こうして生産された初めての車が「モデルT」でした。
フォード・ルージュ・ファクトリー・ツアー
1960年のマクドナルドの看板
グリーンフィールド・ビレッジ

米国の歴史

グリーンフィールド・ビレッジは、18~19世紀の歴史的な建物100棟を展示した野外博物館です。見学していると、まるで過去へタイムスリップしたような錯覚に陥ります。古い線路の脇を歩き、ライト兄弟の自転車工場や1863年にヘンリー・フォードが生まれた生家を訪ねてみましょう。本物のフォード「モデルT」に乗ることもできます!

写真提供

  • さまざまなフォード車: Michael Kappel, Flickr
  • フォード・ルージュ・ファクトリー・ツアー: Nicole Yeary, Flickr
  • 1960年のマクドナルドの看板: The Henry Ford