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国際平和のシンボル、パレ・デ・ナシオン

レマン湖が見渡せ、フランスとの国境にも近い公園にはパレ・デ・ナシオンがあります。国際連合の欧州本部が置かれているこの建物は、国際社会が共に歩んできた歴史のシンボルです。建物の中に入れば、贅沢に装飾が施された会議室をいくつも見ることができます。ここでさまざまな歴史的協定が結ばれ、人権や世界の人々の健康、そして平和を目指す画期的な出来事の数々が実現してきました。

第一次世界大戦後、あらゆる戦争の終結を目的として国際連盟が設立されました。本部の所在地となったジュネーブは、国際的な外交の中心舞台となります。そのため、アリアナ公園内に大規模な建物が建造され、多数の会議室が設置されました。それぞれの部屋は、加盟国の寄贈品で装飾されました。今日、パレ・デ・ナシオンの入り口へと続く通路の両側には国連加盟国の国旗がはためき、建物に入る前からすでに国際的な雰囲気を醸し出しています。

パレ・デ・ナシオン
パレ・デ・ナシオン

ジュネーブ

193カ国をめぐるツアー

パレ・デ・ナシオンでは毎年9,000を超える会議が開かれていますが、建物の大部分は公開されています。大会議場の壁を飾る絵画はフランスが寄贈したものです。また議長演台の周囲の板張りの床は、オーストラリアが寄贈しました。1937年には米国が初の同時通訳システムを寄贈し、スイスが最初のブースを寄贈しました。

3階にあるラウンジは壁面に個性的なフレスコ画が描かれており、他の部屋とは違う雰囲気をもっています。フレスコ画のうちの3つはカール・フーギンによるものです。「戦争の犠牲者」と題する作品では、剣を手にしたままの兵士の遺体のそばで女性が泣いている様子が描かれています。また、旧「ルームXX」は数年前の改修後、新たに「人権と文明社会の連合の部屋」と名づけられました。改修作業にはスペインの芸術家ミケル・バルセロが関り、ドーム型の天井を色鮮やかで印象的なアート作品に仕上げました。

議場

誰もが楽しめる公園

パレ・デ・ナシオンは美しいアリアナ公園の中にあります。ここではクジャクが放し飼いにされ、800種もの樹木が植わっています。この公園はもとは私有地でしたが、所有者が、クジャクと人間が自由に歩きまわれるようにすることを条件にパレ・デ・ナシオンの建設を許可しました。これまでクジャクのほとんどは日本の動物園が寄贈しています。園内には、加盟国の寄贈品も含め、19世紀に建てられた別荘や多数の彫像、塔、石碑もあります。1939年に作られた天球の彫像は、金でメッキされた85の星座と銀でメッキされた840の星々を組み合わせた傑作です。

アリアナ公園の彫像

写真提供

  • 議場: Martin Lehmann, Shutterstock
  • アリアナ公園の彫像: Yu Lan, Shutterstock