ガウディの死後、資金不足やスペイン内戦により建設は大幅に遅れ、全面的に再開されたのは1950年代に入ってからのことでした。2000年には中央の会衆席に屋根が設置されました。現在は、会衆席とファサードを中心に作業が進行中です。サグラダ・ファミリア教会はまだ完成にはほど遠いものの、聖堂、地下聖堂、ミュージアムが一般公開されています。高いところや狭いところが苦手でなければ、尖塔にも登ってみましょう。エレベーターか長い階段で頂上まで上がれば、バルセロナの素晴らしい眺めを楽しめます。夜のサグラダ・ファミリアは美しくライトアップされます。光と影によって複雑なシルエットが際立ち、骨でできた教会といわれる理由も納得できます。