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世界最古の野外博物館

1891年にオープンした野外博物館、スカンセンで、500年にわたるスウェーデンの歴史に触れてみましょう。この博物館には年間150万人が訪れており、ストックホルムで最も人気の観光スポットです。歴史的な家屋や商店、倉庫、農場、教会などの建物150以上を国内各地から移築して作られました。隣接する動物園では、クマやトナカイ、ヘラジカといった動物が子どもたちを楽しませています。

スカンセンの魅力は、郷愁と歴史です。焼きたてのシナモンパンの香りを辺り一帯に漂わせているパン屋では、夜明けとともに大変な作業が始まります。古い薪オーブンを程よい温度に調整するまでに、数時間もかかるからです。数軒先の薬局では、ガラスの瓶やピペットを携えた薬剤師が、さまざまな蒸留液や粉末を調剤して薬を作ります。そして、原住民サーミ族の集落では、伝統的な「ラップ」のテントの周りでトナカイの乳搾りが行われています。

500年にわたるスウェーデンの歴史を紹介しているスカンセン
500年にわたるスウェーデンの歴史を紹介しているスカンセン

ストックホルム

スウェーデンのミニチュア体験

オークやニレの街路樹が続くスカンセンを歩いていると、まるでスウェーデンのミニチュアツアーをしているような気分になります。歴史的な家屋は地域別に分けられていて、ラップランド地方から移築されたものは園内北側、スウェーデン中部のものは中央、スコーネ地方やスモーランド地方からの家屋は南側に配置されています。なかでも最古の建物は、14世紀の美しい木造倉庫です。スカンセンの設立当時、スウェーデンとノルウェーがまだ連合王国だったことから、ノルウェーのテレマルクから移築されました。今ではこの倉庫が唯一、スウェーデン以外から来た建物となっています。


最も新しい展示物は、ストックホルムから移築された2つの美しい庭園住宅です。この菜園付きの住宅は、20世紀初頭のもの。スカンセンの中心部には、古い商業地区があり、曲がりくねった街路や階段のある路地、教会、学校、郵便局が、小さな石畳の広場を取り囲んでいます。陶芸、鍛造、家具、吹きガラスなどの工房では、昔ながらの手法で工芸が営まれていて、まるで1850年へとタイムスリップしたかのような風情です。

“ノルウェーのテレマルクから移された14世紀の木造倉庫は、スカンセンで最も古い建物です”

スカンセンの入口

スカンセンを作った男

言語学者で教師でもあったアットゥール・ハセーリウスがいなければ、スカンセンは存在しなかったでしょう。ハセーリウスは、スウェーデン語の公式なつづり方の基本を策定した後、国内を旅して、スウェーデンの文化が工業化と近代化によって大きな危機にさらされていると感じました。そして1891年、世界初の野外博物館となるスカンセンを設立します。民族衣装から民謡の楽譜まで、現在もスカンセンで見ることのできる展示品の多くは、ハセーリウス自身が収集したものです。野外に、「生きた博物館を作る」という彼のコンセプトは、後に世界各地に広まりました。1901年に亡くなるまでの晩年、ハセーリウスはスカンセンを我が家とし、「ギューラ・ヒューセット」(イエローハウス)に住みました。

20世紀初頭の郵便局

写真提供

  • スカンセンの入口: jtriefen, Flickr
  • 20世紀初頭の郵便局: Nick Sieger, Flickr